「自分で作った小麦を使ったピザを提供したい」という想いから小麦の栽培を始めました。広島市安佐北区安佐町に広がる休耕田を再活用し、小麦の栽培をスタート。現在は強力粉品種「ミナミノカオリ」を主に育てています。この品種は、広島の温暖な気候に適応しやすく、安定した収穫量を見込めるうえ、パンやピザに最適な特性を持っています。地域資源を生かしながら、広島ならではの小麦粉を皆さまにお届けしようと奮闘しています。
安佐町には約100haの休耕田があり、その一部を再活用して小麦を栽培しています。
また、小麦粉の売上の一部はこの活動に充てられていますので、
購入いただくことで中山間地域の美しい風景を未来へ残すことができます。
さらに、地元の清和中学校の生徒と協力し、
栽培を通じて食育の推進にも取り組んでいます。
アサーズの小麦粉は、「ミナミノカオリ」という強力粉品種を使用しており、パンやピザだけでなく、クッキーやどら焼きなどの菓子作りにも最適です。また、吸水を調整すればハード系パンにも対応可能です。今後は、中力粉や薄力粉の品種を増やし、さらには古代小麦など新しい品種にも挑戦していく予定です。これにより、パスタ用小麦や多用途の小麦粉を広島からお届けできるよう、活動の幅を広げていきます。
製粉には石臼式製粉器を使用し、玄米状態の小麦をゆっくり挽いて製粉しています。
この方法により、熱変化による品質劣化を防ぎ、小麦の持つ自然な風味と香りを最大限に引き出します。製粉の際に生じる副産物である小麦ふすま(表皮)は、食物繊維が豊富で栄養価も高く、ピザやクッキーに混ぜることで焼き上がりの香ばしさが一層引き立ちます。