都市交流イベントの先駆け
雇用の創出も含め、地域で信頼される中核農家として、父から後継した平成21年に株式会社を立ち上げました。
毎年消費者を招いて、田植えや稲刈りなどの体験を通じて都市交流を行ってきました。
30年前に父がはじめたこの交流会は、まさに都市と農村をつなぐ交流イベントの先駆けとも言えます。
消費者あっての農業。消費者あっての栽培は今でも一貫しています。
地元の小学生はもちろん、広島市内や大阪からたくさん参加して頂いています。
こうした取り組みを通じて、お米を知ってもらう。
自分たちのお米を食べて下さっている方に東城を知ってもらう。
これからも、続けていきたいと思っています。
第1回米コンテスト優勝
平成21年第1回大阪府民の選ぶいっちゃんうまい米コンテストで優勝しました。
何がなんだかわからないように気分にもなりましたが、その後のエントリーでは、数年続けて予選落ち。
3年前に木を切っていた際、足の大けがもしました。
戦力外となったその年、申し訳ない気持ちになりながらも、経営や栽培を見直しました。
「原点に戻ろう」
自家製の籾殻燻炭を使用した元々の栽培方法に戻し、平成28年第5回のコンテストで部門賞を頂くことができました。
つながりを大切に
自分たちのお米が食卓に届くまでの行程も大切にしています。
これが、藤本農園の社訓でもある「一粒万笑(いちりゅうまんしょう)」でもあります。
毎年行っている田植えイベントでは、地域に伝わる比婆荒神神楽や田植え太鼓、アイガモを田んぼに放ち、田植えごちそうを食べる。
かつて城下町だった東城の文化を大切にしながら、安心安全で美味しいお米をこれからも作っていきたいと思っています。
藤本農園のゆるきゃら【アイガモモン】にも是非会いに来てくださいね!