因島の気候が育む、やさしいハーブ
手がけるのは、レモングラスとホーリーバジルをブレンドしたハーブティー。
ノンカフェインで、子どもから大人までいつでも安心して楽しめることから、
“みんなとハーブティー”という名前をつけたといいます。
ハーブは寒さに弱い植物が多い中、因島の温暖で雨が少ない気候は栽培に最適。
肥料も植物性を中心に、与えすぎないことを大切にしています。
「肥料を入れすぎると、肥料の味が出てしまう。自然の持つ香りや味を引き出したい」
そんな思いから、極力シンプルな栽培を実践しています。
また、一般的には年に2~3回収穫できるレモングラスを、あえて年に1回だけ収穫。
「質を落とすより、最も香りと旨味がのった一番いい状態のものだけを商品にしたい」
というこだわりを徹底しています。
自然乾燥が生み出す、深い香り
乾燥工程もこだわりの一つ。
多くの生産者が熱を加えて短時間で乾かすのに対し、
みなと組では熱を使わずに1か月かけて自然乾燥させています。
「温度を上げて乾燥させると、その分風味が飛んでしまう。
自然乾燥なら、フレッシュな香りと味わいをそのまま閉じ込められるんです。」
その手間と時間が、ハーブ本来の爽やかで豊かな香りを生み出しています。
レモングラスがしっかりとした味の土台をつくり、
ホーリーバジルがパイナップルのようなトロピカルで華やかな香りを添える。
スッキリとした飲み心地ながら、奥行きのある味わいが特徴です。
因島でつくる、地域循環の農業
みなと組の栽培はすべて「栽培期間中農薬不使用」。
さらに、地元で作られる堆肥や有機物を活用し、因島の恵みを循環させる農法を取り入れています。
今後は地元農家とも連携し、因島をハーブの一大産地に育てていくことを目指しています。
また、県内のお土産店や高級ホテルのアメニティとしても展開を予定しており、
瀬戸内から全国へ、因島の香りを届けていく構想です。