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生産者インタビュー

パーシモン

放置柿を活用してできた柿酢

柿酢「鈴」は、広島県の里山に生える放置柿を活用し、柿100%で作られた自然発酵酢です。原材料は農家に放置された柿だけで、水や他の酢を一切使用していません。熊の里山への出没を減らし、里山と農家のつながりを取り戻す「熊こないでプロジェクト」の一環として生まれました。
使用される柿は、里山農家に普通に生えている渋柿や甘柿で、所有者の了解を得た上で採取し製造しています。翌年春には完成した柿酢として返礼することで、農家と地域の協力関係を築いています。このプロジェクトを通じ、柿の持つ可能性と里山の魅力を伝えていきたいと考えています。

商品の特徴/製造法の特徴

酸度4.5度とやや高めですが、特徴的なのはそのまろやかな酸味です。普通の酢と同様に酢の物やドレッシングに使えるほか、水や炭酸で薄めてドリンクとしても楽しめます。
柿酢は健康に良いイメージが強く、血圧低下効果も報告されるなど注目されています。
価格は高めですが、主産地の柿酢の半額程度に抑えており、誰でも手に取りやすい商品となっています。
柿の表皮には天然の発酵菌が付着しており、この菌を生かして自然発酵させています。
柿は収穫後、菌を落とさないように布で空拭きし、ヘタを取って漬け込みます。
約2カ月間、週1〜2回かき混ぜることで柿が液化し、さらに3〜4カ月発酵を進めて柿酢になります。その後、尾道造酢に搬入し、衛生処理やボトリングを経て商品化されます。

商品名「鈴」に込めた思い

「鈴なりの柿の実」と「熊よけの鈴」という2つの意味を込めて名付けられた「鈴」。
かつて身近だった柿を再び農村に取り戻し、里山農家との距離を縮めたいという願いが込められています。この地道なプロジェクトが、柿の復権と里山の保全につながることを目指し、地域の未来に貢献していきます。ぜひ「鈴なりの柿酢」を手に取って、そのまろやかな味わいと深いストーリーをお楽しみください。

動画メッセージ

パーシモン

住所
広島県山県郡北広島町荒神原1276-2
TEL
090-7503-8575
FAX
082-273-6514
MAIL
k.totti0928@gmail.com
代表者
代表 栃薮 啓太
担当者
代表 栃薮 啓太
創業
令和1年5月
従業員
随時の協力者約10人
生産物
柿酢「鈴」
情報更新日
令和6年10月24日

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