“完熟もぎり”で旨味と栄養たっぷり「高野王様トマト」
庄原市高野町は県の最北端に位置し、冬にはたくさんの雪が降ります。
約50年前に市場出荷用のトマト栽培が始まり、「高野トマト部会」が設立されました。以来、半世紀にわたって栽培技術を磨き、現在は部会員14名で生産しています。
2023年に新たな取組として「王様トマト」の産地認証を取得しました。県内の夏秋トマト産地としては、認証を持つ、数少ない産地のひとつです。
通常、夏秋トマトは赤く熟れる前の青色の状態で収穫しますが、「高野王様トマト」は品種の特性を活かして赤熟もぎりを行います。完熟の状態で収穫し、出荷することができるため、酸味と甘みのバランスがとても良く、旨味成分が多いのが特徴です。格別、味が濃く、栄養たっぷりのトマトに育ちます。
高野町の”大地の恵み”を活かしたトマト栽培
標高の高い農場で生産しているため、昼夜の寒暖差がトマトの旨味を引き出しています。
高野町の火山灰由来の“黒ボク土”は、キメが細かく、保水性、保肥力が高いため、野菜栽培にとても適しています。
また、必要な時期に必要な量の水と肥料をトマトに与えることができる「養液土耕システム」を導入しています。環境にやさしい「資源循環型農法」も取り入れ、耕畜連携資源循環ブランド「3-R認証」を産地として取得しています。
食べ方のオススメ
トマト本来の甘みと酸味を楽しめるサラダが、一番のオススメです。
また、バーベキューの網の上で焼くと、旨味がさらに増し、お肉との相性もバッチリです。
そのほか、トマト卵炒めは、トマトの甘みと酸味が卵のコクと合わさって、シンプルながら絶品です。