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生産者インタビュー

ファームおおはた

九嶺白美人の秘密

「白い部分が多くていいね」
消費者の人が、口を揃えていう。
まるで肌が白い美人さんのようなネギは
どうやって生まれるのか?

呉市の焼山、標高300メートルの高地に圃場がある。
周りに建物はなく、日照時間も長い。
寒暖差が激しく、寒いと野菜が糖分を出して甘くなる仕組み。
冬野菜の栽培に適した地域だという。

生産者の大畠さんは、
このネギを「白ネギ 九嶺白美人(きゅうれいしろびじん)」と名付けた。
九嶺とは9つの峰のこと。呉市は9つの峰に囲まれた町で
大畠さんの圃場は、灰ケ峰の中腹あたりに位置する。
自分が生まれ育った地域から
全国へ発信していきたいという思いからだ。

目配りと手間を 欠かさない

大畠さんの出荷先の1つに産直市がある。
農産物に並ぶ棚の端にはファイルが。
そこに記されているのは、白ネギができるまでの生産記録だ。

消費者へ、出来上がった農作物だけではなく
作った過程にも関心をもって欲しいと話す。

大畠さんが目指すのは、栽培期間中に化学農薬の使用量を減らした育成。
「労力はかかるが、ポリシーを貫いていきたい」と話す。

白ネギへ目を配り、手間をかける。
葉に、小さい虫がつくと手で払う。
ネキリムシなどの土の中の虫は、ネギの状態をしっかり
見てまわり、虫にやられているものは指で掘って取り出す。
「手間がかかるが、少しでも美味しくて、自然なものを食べて欲しい。」

その思いは自身の育ってきた環境から。



原点は 「子どもに食べさせたい」

兼業農家に生まれ、目の前で両親が作ってくれた野菜を食べて育った。
「自分の子どもにも同じようにしてやりたい」
子どもが生まれたきっかけで、農業を仕事にした。

大畠さんにとっての安心・安全は、「誰かの顔を思い浮かべて作る」こと。
人の顔を思い浮かべて作るからこそ、丁寧に作る。

これからも変わることのないポリシーだ。

「食」は生きていく上での基本。
月並みだけど、おいしくて安心で安全な野菜を
作り続けていきたい。
そして、微力ながらも日本の農業を支えていけるよう
勉強も続けていきたい。

最後に大畠さんおすすめの美味しい白ネギの食べ方を聞いた。
「家で食べる蕎麦が、一瞬で高級蕎麦店の味になりますよ!」
愛する故郷と自分の手で作り出す白ネギ。
九嶺白美人の一番の理解者であり、一番のファンは、大畠さん自身だ。

動画メッセージ

ファームおおはた

住所
呉市焼山南1-7-23
TEL
090-1355-6051
代表者
大畠 和浩
担当者
大畠 和浩
創業
令和元年月
面積
露地 約1.5ha
従業員
3名
生産物
白ネギ
情報更新日
令和4年01月21日

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