料理の風味づけや味のアクセントとして活躍するにんにく。「わき役」としていい仕事をしてくれます。
「わき役から主役へ」名乗りをあげるにんにくが話題を呼んでいます。
三日月スプラウト(新芽)にんにくです。
スプラウトにんにくは、根も芽もまるごと食べられて味も抜群。
一度は食べてみたくなる見た目のインパクトは
もはや「わき役」ではありません。
味は、実にまろやか。
ほくほくとした口当たりは、
まるで芋や栗のよう。
えぐみがなく、
にんにくのパンチが苦手な方にもおすすめ。
翌日、においが残りにくく、特に女性に好評です。
体にもよい。
疲労回復効果だけでなく、
GABAが多く含まれ、リラックス効果も期待されます。
さあ、このスプラウトにんにくで
どんな料理を作りますか?
例えば、スプラウトにんにくの天ぷら。
ぱりぱりっとした根っこ、その食感はたまりません。スプラウトにんにくはナムルにも変身!
ごま油の香りが食欲をそそります。
一歩先行くにんにく、
おいしさの秘密は?
作っているのは、広島市安佐北区可部にある
水鏡(みかがみ)ファーム。
八千代工業株式会社が新たに立ち上げたブランドです。
手縫い針の製造からはじまり
手芸品や玩具など
長年培ってきた生産管理技術を、
農業へ生かしました。
栽培工場を尋ねると
そこは、衛生管理が行き届いた閉鎖型の空間でした。
農薬や肥料は一切使わず
じっくり、手間ひまをかけて栽培しています。
水耕栽培に欠かせない水は、名水百選に選ばれた
太田川中流の地下水を使用しています。
きれいは酸素を根にしっかり届けるための
独自の技術を磨きました。
にんにくにとって、
最適な酸素濃度を調整しながら丁寧に栽培します。
2019年に販売スタートした
従来のスプラウトにんにくは瞬く間に、
飲食店の目に留まりました。
マツダスタジアムで取り扱うなど、
ますます表舞台に出ていくことでしょう。
従来のスプラウトにんにくに加え、「広島県産を」という声に応えたのが
「広島県産 三日月スプラウトにんにく」です。
種にんにくは、最高峰。
減農薬にこだわるげんき農園(広島県世羅郡世羅町)とのコラボレーションで
実現しました。
2020年10月、販売スタート。
その圧倒的なユニークさ。
三日月スプラウトにんにくが、脚光を浴びる日はそう遠くはないでしょう。