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生産者インタビュー

合同会社重原農園

比べてください ほうれん草の姿を パートさんが思わず声

どんなほうれん草ですか?
と聞いたら、迷わず返ってきました。

「しっかりしたほうれん草!」
「きれいなほうれん草!」
収穫したほうれん草を持って帰ると、
パートさんが言ってくれるんです。


「重原農園のほうれんそう」は、
軸がしっかりしていて、葉が大きく、色が濃い。
袋のまま立てて冷蔵すると長持ちもする。
家庭に常備したい野菜としては、こんなに嬉しいことはありません。

生産者の重原盛導さんは、
パートスタッフの反応こそが、消費者の目。
品質のものさしだと言います。

袋を開けた時、
見た目にがっかりしてしまう野菜。
虫が付いていたり、芯が真っ黒、葉が茶色い。

絶対に、そうはなりたくない。

重原さんは袋詰めのスタッフに言います。
”自分が手にして、これなら買いたいと思える
ほうれん草”だけを袋に詰めて、
悪いものがあれば報告してほしい。

品質管理を徹底しています。

消費者目線に立ったほうれん草作り、
その生産現場はー。

40棟以上のハウス 些細な変化を見逃さない すべては野菜が教えてくれる

自然豊かな広島県北部の庄原市西城町。
寒さで甘みを増すほうれん草に適した土地です。

重原さんは2011年に就農、2020年3月に法人化しました。
正社員2人、パートスタッフ40人を束ねます。

1日2500束。
出荷量は、法人化前の3倍になりました。

栽培で力を入れるのが、土作り。
樹木の皮を原料としたバーク堆肥を使っています。
地元産のこだわりの堆肥は
サラサラとして、土になじみやすい。

肥料選びにも時間をかけました。
さまざまな種類を掛け合わせ、
独自の土壌作りを確立しました。

マニュアル化。
40棟以上もあるハウス、
どこでも健康的で見た目も美しいほうれん草を作ることができる。
品質の均一化に成功しました。

重原さんは、1棟1棟を丁寧に見てまわります。
これをしないと、眠れない。
些細な変化を見逃さないためです。

いいも悪いも「すべて作物が教えてくれる」
気温や湿度、毎年変化する環境にどう対応していくか、

試行錯誤の繰り返しです。

銀行マンから農業へ 成果の見える仕事に意欲

重原さんは、農業高校を卒業後、
千葉県の大学へ。
農学部で専門的な知識を学びました。
地元に戻り、金融機関へ就職。
楽しく働きながらも、もっと成果が目に見える仕事をしてみたいと農業の世界へ。

重原さんが味だけではなく、見た目の美しさにこだわる理由は自身の経験から。
もともと、料理好きで買い出しから調理まで自らすすんでやるタイプ。
野菜の封をあけて、何度もがっかりしました。

自分が作る野菜は、絶対にそうなりたくない。
重原農園のほうれん草に、もしがっかりすることがあればすぐに教えて欲しい。


「きれいなほうれん草!」
「しっかりとしたほうれん草!」
パートスタッフが思わずあげる声。

食卓にも同じ風景が広がっていることを願って、
ほうれん草作りに情熱を注ぎます。

合同会社重原農園

住所
広島県庄原市西城町大佐803-1
TEL
090-5697-9273
MAIL
farmshigehara.spinach@gmail.com
代表者
重原 盛導
担当者
重原 盛導
創業
令和2年2月
面積
施設2.2ha
従業員
社員3名、パート36名
生産物
ホウレンソウ
情報更新日
令和2年10月01日

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