料理を美しく彩る「ベビーリーフ」「マイクロリーフ」。
やまのまんなかだが生み出す味は
フレンチやイタリアンのシェフから好評です。
実に豊潤、個性あふれる味、添えるだけで盛り付けが鮮やかに決まる―。
とシェフたちも声をそろえます。
やまのまんなかだでは、
四季折々で個性あふれるベビーリーフを
常時8種類以上を栽培しています。
肉厚で葉っぱ一枚一枚の味に個性があり、
もはや調味料や薬味だと
代表の山田さんは言います。
主力商品「やまのベビーリーフ」
「やまのスプラウト シリーズ」は
その個性あふれるリーフたちがケンカしないよう、それぞれが引き立つよう、
配合しています。
中でもルッコラは万人が好む味です。
ルッコラをベースに、チコリの苦味やクレソンの清涼感をミックス。
春菊は季節感を演出する立役者です。
彩りはもちろんのこと、料理のアクセントとしても使って欲しいと
栽培に力を注いでいます。
「ベビーリーフ」は発芽後10日~30日位までの若い葉を指す総称です。
マイクロリーフはベビーリーフになる前段階、発芽して1~2週間で摘み取ったもの。
5cmにも満たない小さいサイズが特徴です。
「濃い味」「おいしい」「鮮度がいい」ー。
3拍子揃ったリーフを生み出すのは、他でもありません。
社名にもある「やまのまんなか」、
広島県山県郡北広島町。
この地域が生み出しています。
やまのまんなかだが目指す栽培は、原点復帰ー。
農薬や化学肥料に頼らず、地域の資源に
こだわります。
名水「よみがえりの水」の湧く山の水を
源泉から贅沢に使っています。
次に、自社オリジナルの堆肥です。
きのこを作る時の菌床を再利用して発酵させたもの。
農場の敷地にある堆肥舎で作っています。
土づくりは、一夜にして出来るものではありません。
山田さんが畑を引き継ぐ前から遡ること30年程。
その地域の恵みをたっぷり受けた畑に、
新たに息を吹き込み
やまのまんなかだのリーフが生まれたのです。
山田さんから湧き出る言葉の数々は、
「新しい未来」を連想させるものばかりです。
アグレッシブで、エネルギーに溢れた人柄ー。
2014年、生まれ故郷にUターン。
20代半ば、「この地域で何かを成し遂げたい」
生まれ育った故郷への恩返しでもあります。
山田さんの家は、兼業農家でした。
身近に農業を見て育ちました。
子どもの目に映ったのは“辛そうな仕事”ー。
今、山田さんが実現したいのは、“ワクワクする農業”、
会社の経営理念でもあります。
そして、つなげたいのは次の世代。
田舎イコール閉塞感ではなく、
どこにいても「自分たちで未来を変えれる」ということ。
そういう生き方を若い世代に示していきたい、
農業を通じて山田さんが目指す未来です。
ここにしかない価値を作ることで、オンリーワンになれる。
やまのまんなかだが作り出すリーフが、あたらしい価値を!
今後はレストランだけではなく、
一般の方へもリーフが浸透して欲しいと
山田さんの構想は膨らみます。