年間を通して安定的に生産
平成23年に設立したオオキファームの母体は、建設会社です。
建設業からの農業参入ですので、世羅の土地が見つかってからは、開拓・造成・ハウス建設はあっという間に完成しました。
当初、何を作るかを検討していたところ、安定出荷可能な水耕栽培で、かつ、他にない作物からたどり着いたのがリーフレタスでした。
オオキファームのリーフレタスは、その中でも苦味の少ない「クイーンレタス」と調理の手間がかからない「リボンレタス」の2種類です。
現在は、他に「サンチュ」を水耕栽培しています。
市場には出荷せず、地元スーパー様や、世羅の産直を通じての大手スーパー様で販売してます。
しかし建設業からですので、野菜の売り方は難しい。
試行錯誤の繰り返しです。
現在、生産は5アイテムをハウス4棟17名で行っています。
初年度はとても順調なスタートでしたが、2年目から害虫や病気にやられることもあり、こちらもまた試行錯誤でしたが、毎日の徹底管理で、なんとか安定生産ができるようになりました。
今まで野菜があまり好きではなかった社員が、自社の野菜なら食べられると言ってます。
収量アップを目指します
ハウスでの水耕栽培なので、作業自体は年中できますが、太陽光を利用しているため冬の寒い時期や雨が多い時期には影響があります。
今季は寒さ対策として、二酸化炭素発生機を導入し作物の成長を助けるようなこともして行く予定です。