広島市安芸区にあるカフェ・喫茶店「トーネチカ」。
こちらで腕を振るうのは山本 里志さんです。
2014年から広島市中区胡町で８年間営んだ化学調味料不使用の和食店「京蒸」を閉め、出張料理人として新たな道を模索。「食」を通じて地域や社会に貢献すべく仕事をしています。
そんな今津さんが選んだ広島県産食材は、みやもときくらげ農園の「川内きくらげ」です。

――この食材を選んだ理由は？
知り合いの紹介で使いはじめたのがきっかけです。お肉に合わせたり餃子に練り込んでみたり、出汁が出るので様々な料理に使える可能性のある食材だと思いました。

――実際に食材を手にした時の感想は？
見た目は普通のきくらげと変わりないと思いましたが、水で戻した時にほぼ100％戻ることに驚きました。天日干しで手間暇かけて生産されているので、味が良くそのままワサビ醤油でも食べられます。

――今回はどのようなメニューに仕上げましたか？
「SENOバーガー」。ハンバーグは多くの人が好きな食べ物のひとつなので、この世から消えてなくなることがないと考え、試しにハンバーグを作ってみたところ、肉との相性が良く美味しく仕上がりました。

今後はより多くの人に行き渡るようにキットにしてスーパーなど各地で販売してこうと考えています。
平和公園のレストハウス2階のピアノカフェさんで2022年11月から土日に10個ずつ販売を開始しています。今後、ハンバーグを福山のエブリイ11店舗へ納品し、広島県内のエブリイにも販路拡大予定です。生産者のみやもと農園様と連携し、安定的な消費に繋がればと考えています。