広島市中区にあるイタリア料理店「il nebbio(イル ネッビオ)」。
こちらで腕を振るうのは谷口誠治さんです。
イタリアで修行を積み、ホテルの料理長を経て、2019年にお店をオープン。
そんな谷口さんが選んだ広島県産食材は、石橋ファームの「芸北高原豚」です。
――この食材を選んだ理由は?
お店ではいつも、石橋ファームの「芸北高原豚」を使っています。
広島のブランド豚だからと言うより、石橋ファーム自体がブランドになっていると思います。
とても研究熱心で、豚を育てるところからこだわりと思いが詰まっていて、脂の質も良く、肉もきめ細やかです。
品質が安定しているので、毎月メニューを考えながら、いろんな部位を使っています。
――今回はどのようなメニューに仕上げましたか?
今回はロース肉を使いました。豚のロースといえばグリルをイメージされると思いますが、この肉の持つ本来の良さを味わってもらいたいと思い、58℃で2〜3時間じっくり火入れをし、ハムのように仕上げました。脂身だけに焼き色をつけ、薄くスライスすることで、脂身を残しながら肉のしっとり感も味わえます。前菜としてもメインとしてでも愉しんでいただけると思います。
――この食材を使うことの良さは?
豚肉自体はどこでも入手できる食材ですが、石橋ファームの「芸北高原豚」のように希少な食材は、料理人の手によって、食材の持つ本来の良さを最大限に引き出してあげることで、より一層価値が高まり、お客様にも“特別感”を味わってもらえると思います。
ジャンル | イタリア料理 |
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住所 | 広島市中区富士見町4-29 富士見町ビル201 |
TEL | 082-258-5808 |
定休日 | 火曜日休業 その他不定休 |
営業時間 | ランチ11:30-15:00(LO 13:30) ディナー18:00-22:00(LO 21:00) |