戦後、観音地区より分けてもらった種で栽培がはじまりました。
その後、種を大事に採り続け、現在の【祇園パセリ】になっています。
宅地の間の小さい圃場で、かつては女性の仕事でもありました。
軽量野菜ですが、出荷用はよい葉を選別して丸くきれいに仕上げなければなりません。
女性の手先の器用さで、祇園パセリは美しい荷姿で出荷されています。
パセリは脇役のイメージかも知れませんが、私たち生産者は祇園パセリを天ぷらやサラダで食べています。
葉の縮れが細かく、口あたりが優しいのでとても食べやすい。
刻んでトッピングや衣に使っても色合いがきれいです。
最近では、栄養価も高く色味がきれいなのでパセリ独特の苦みも少ないことから
スムージーにしていただいています。
お店で提供して下さっているところもあります。