中華海鮮薬膳トンフォンの小堀料理長にお話しを伺いました
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中国由来の黄色いきのこ「瀬戸のたもぎ茸」に出会ったのは、広島県主催の商談会でした。
香りと食感がよく、最初は色々な料理で使ってました。
後に生産者さんから乾燥したものをサンプルとしていただき、早速スープとして試したところ、ものすごくよい風味のスープに仕上がり、正直驚きました。
佛跳牆(ぶっちょうたん)という、伝統的な薬膳壺蒸しスープがあります。
昔々修行中のお坊さんが、いいにおいにつられて、お寺の塀を乗り越えてスープを飲みにいったとされる高級スープです。
干し貝柱や中華ハム、親どりや牛すじなどと季節の食材を約13種類入れます。
時間と手間ががかかるため通常は予約が必要ですが、当店では毎日提供しています。
おそらく広島では唯一だと思います。
干したたもぎ茸は、余分な色が出ないので、透明に仕上げるスープにはもってこいの食材ですね。
たもぎ茸に出会ったことで、広島ならではの佛跳牆になっています。
今後も積極的に広島の食材を使い、「医食同源」の料理をたくさんのお客様へ提供していきたいと思っています。
ジャンル | 中華 |
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住所 | 広島市中区立町3-13 ひろしま国際ホテル1F |
TEL | 082-240-0558 |
定休日 | 無 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:30~21:30(LO,21:00) |