きっかけは企業参入
広島県と旧沖美町からの補助を受け、建設業界からの農業参入をしました。
農業には全くノウハウがなかったので、九州から名古屋までのハウス栽培の作物を見て回り、色々検討した結果、当時広島県では少なかった「苺」の栽培をすることにしました。
苺はあまり嫌いという人もいないし、大人にも子供にも喜ばれる。
大型のハウスで栽培していますが、天井を高くして電灯を設置し、できるだけ自然な状態にしていますが、沖美町の温暖な気候のおかげで、自然光や温度管理にも負荷がかかりにくいんです。
丁寧に育てることの喜び
夏に苗を作りますが、沖美町では暑すぎて、苗栽培は難しいことから、県北の庄原市東城町のハウスで苗を作り運んでいました。
でも成長する環境が変わることで、苺にストレスがかかる。
やはり、沖美町で生んで育てよう。
今では苗から丁寧に作っています。
暑いときも寒いときも毎日毎日見ていると、丁寧に育てることの大切さが目に見えてわかります。
自分も親になり、よりわかるようになりました。
3月~5月はいちご狩りもやってます!
現在品種は「紅ほっぺ」
大粒で鮮やかな赤で見た目がいい。お取引先様からのご要望もあって5年前から「紅ほっぺ」を栽培しています。
ココナッツの皮がチップになった土を使い、水はけをよくする工夫もしています。
美味しい苺を皆さんに喜んで食べていただけるように。
毎年3月から5月は、いちご狩りができますので、是非遊びに来てくださいね。